学業の神様といえば、福岡では太宰府天満宮。
私も学生時代、両親と太宰府天満宮に家族のイベント時には受験合格祈願に行きました。
国家試験前にも生徒一同で祈願に行った太宰府天満宮。
最後の神頼みは「菅原道真」の祀られている太宰府天満宮へと思う人も多いはず
太宰府天満宮で合格祈願参拝について、現在開催中の特別合格祈願大祭も合わせて紹介をしたいと思います。
福岡の受験合格祈願に太宰府天満宮が選ばれる理由
太宰府天満宮がここまで受験祈願に選ばれるには、2つの理由があります。
1つ目は、祀られている菅原道真。
菅原道真は、幼少時代から学業に長けていて優秀な学者としての生涯を過ごされていました。
菅原の道真が祀られている神社でご利益をと、祈願にされているのです。
2つ目は、10月に開催されている特別受験合格祈願大祭のイベント。
ねぶたで装飾された太宰府で、イベントとしての受験祈願が開催されています。
有名な大きな神社で、受験合格に良いと言われると
神頼みでも行きたくなるよね!!
太宰府天満宮と菅原道真
太宰府天満宮で祀られている菅原道真について、少し紹介したいと思います。
菅原道真の生涯
菅原道真の御墓所の家に社殿を造営、お御霊(おみたま)を永久にお祀りしている太宰府天満宮。
菅原道真は、845年京都出生。幼少時から学問に長けていたらしく、5歳で和歌を読まれている。
更なる努力で政治家や学者・文人として世で有名になるも、政略で太宰府に流されたそうです。
太宰府では、苦しい生活をされながらも皇室の安泰と国家の平和を願って過ごされながらも、903年に清らかな生涯を閉じられた。
菅原道真が詠まれた和歌
太宰府天満宮の有名な和歌があります。
これは、菅原道真が自宅の梅の木に別れを詠まれた和歌です。
受験合格祈願の鉛筆などに、和歌が記載されているかと思うので、ご存知の人も多いかと思います。
東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ
春風が吹いたら、香りをその風に託して太宰府まで送り届けてくれ、梅の花よ。
主人である私がいないからといって、春を忘れてはならないぞ。
御神牛
菅原道真が丑年生まれであったことや、太宰府天満宮の聖地が牛とのご縁があったそうで銅牛や石牛が多く奉納されている太宰府天満宮です。
中でも、入り口の大鳥居を潜った先にできている列。
これは「御神牛」を待つ列です。
御神牛の頭を撫でると、知恵が授かる!という言い伝えがあります。
是非、祈願の際には列に並んで頭を撫でましょう!
10月31日まで開催中の、受験や国家試験の合格祈願
学業の神様、菅原道真が877年の10月18日に33歳にして学者最高位の証、文章博士になった日。
太宰府天満宮では、その日にちなんで10月18日に御本殿で「特別受験合格祈願大祭」が開催されます。
また、それに合わせて10月1日〜31日をその期間とされています。
ねぶたをお迎えする登龍門
特別合格祈願大祭期間は、青森県の伝統文化のねぶたで装飾された楼門も見どころです。
険しい門を鯉が登りきって飛龍に姿を変えたとの伝説をイメージしたものだそう。
太宰府天満宮とねぶた、不思議な感じもしますが、なかなか見れないチャンスですので是非こちらも拝見して頂きたいと思います。
受験合格祈願の期間限定の授与品
合格祈願の授与品が、この期間だけは特別な限定品になります。
お札、御守、絵馬がスカイグリーン色でレアな授与品になります。
なかなか見る機会のない、太宰府天満宮の絵馬で神頼みをしたてみたいですね!
特別合格祈願大祭に、2022年度に行ってきた!
特別受験合格祈願大祭に2022年の10月に行ってきました。
参拝の様子を紹介したいと思います。
特別合格祈願大祭時の境内
境内の絵馬が緑色。
普段とは違った太宰府を見た気がします。
もちろん、ねぶたも登竜門には飾られていました。
参拝者は、普段と変わらない多い人でしたが午後14時頃に伺ったので少し落ち着いていた気がします。
受験生以外も、七五三も少しいらっしゃいました。
境内の受付所で、祈願の受付
祈願受付と書かれている境内の正面左側で、受付を行います。
申し込み用紙を取り、住所や名前や必要事項を記載。
願いは1つだけです!
友人が、試験合格と受験合格を同時にお願いしようとしたらダメだと言われたそうです。
神様多重課題は苦手のようですね。
初穂料は、いつもは6,000円。
この時期だけ値上がりの、8,000円〜。
お札の大きさや絵馬の大きさで値段が変わります。
3種類で8,000円・15,000円・20,000円。
名前の呼び方の確認などがありながら、初穂料を納めて代わりに受け取るのはお守りや絵馬などの入った袋。
iPadサイズですね。
この時期だけの、緑!
御本殿での祈願
受付を済ませ、受付の隣にある待合室で待機をしていると『次の合格祈願の方』と案内があります。
案内後に、靴を脱いで首に掛け襟の“受験合格”をかけ御本殿へ向かいます。
少し狭めの椅子に座り、神主さんの言われる通りに起立、着席、礼をしながら祈願。
自分の住所、名前を神主さんが言われるのを聞き忘れなく!
その時間約15分ほど〜20分ほどでしょうか。
絵馬を奉納
御本殿での祈願が済んだら、絵馬に願いを書いてかけましょう。
かけてあるものをみると、ほとんど学校の合格祈願と国家試験の合格祈願でした。
ちなみに、値段が違う大きな絵馬は約3倍サイズで見応えがありました。
初穂料の値段も、3倍なだけあります。
マジックは境内に置かれていますので、それを使用可能。
所用時間は約2時間あれば十分
待ち時間とゆとりをもっても、2時間あれば特別合格祈願大祭に要する時間は十分だと思います。
いつものように、参拝者は太宰府天満宮ならが多いのですが。
御本殿での参拝が終わった15時過ぎでも御本殿への参拝列は、境内の半分ほどでした。
特別合格祈願大祭の参拝で頂いたもの
普段とは違う色のグリーンのお守りが、お札の中に入っています。
受験時に使用させて頂きました。
お札には、簡易の紙でできたスタンド立ても入っています。
また穀物も入っていて受験当日に、一緒に炊かせて食べさせました。
それから御本殿の参拝で使用した、掛け襟。
太宰府天満宮での合格祈願の手段
太宰府天満宮へ参拝に訪れて受付を行って祈願祭をお願いする場合と、ご自身で本殿で祈願をする方法があります。
受験合格祈願祭を依頼
神前で、ご住所を読み上げて祈願祭を斎行してもらいます。
ご祈願の申し込みは、予約はありません。
8時45分より、楼門内のお札・お守り授与所で受付を開始されています。
直接そちらで受付と初穂料5,000円〜をお支払いすることになります。
受付をして境内にいると、呼び出しがあり案内となります。
本殿の前で神頼み
祈願祭を催行してもらわずに、ご自身で手を合わせて神頼みを行います。
手水舎で手と口を清めて、神前に進みましょう。
参道の中央は、神様の通る道ですので中央を歩くのは、控えましょう!
本殿前での作動は、2拝2拍手1拝!!
拝は90度のお辞儀をさします!
太宰府天満宮へのアクセス
最寄駅は西鉄太宰府駅になります。駅からは徒歩5分。
車でお越しの場合は、近くにたくさんコインパーキングがあります。
最寄りのインターは九州自動車道太宰府ICになります。
住所 | 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号 |
電話番号 | 092-922-8225 |
公式HP | こちら |
まとめ
- 九州各地からの受験や国家試験の祈願は、福岡の太宰府天満宮がおすすめ
- 太宰府天満宮が受験合格祈願に選ばれる理由は、祀られている菅原道真が学問の神様であること
- 10月末まで開催の特別受験合格祈願大祭では、合格祈願にちなんだ特別参拝ができる
- 太宰府天満宮では、個人で本殿で参拝する方法と祈願祭を依頼する場合の2種類の神頼みの方法がある
普段からの努力は必要ながらも、最後は神頼み。太宰府天満宮に10月中に特別受験合格祈願大祭に出かけてみましょう。
帰りには、県外からお越しの方はぜひインターからすぐの福岡『一風堂』でラーメンを食べて帰って下さいね。
2021.09.08初投稿/2022.10.25追加修正
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